日清食品の高級袋めん 日清ラ王 まるで生めん 醤油です。
東洋水産のマルちゃん正麺のヒット以来、世の中高級袋めんがブームとのことです。
本品もその流れで、販売力と物量でマルちゃんを押しのけてはいます。
でも、今なぜ高級袋めんがブームなのでしょうか?
カップ麺がアイデアも、切り口も種が尽き、発売しても売れないうちに次の製品を出さざるを得ない販売戦略が辞自分で自分の首を絞めるような状態になっているのではないでしょうか?
ただ、昨年ぐらいからあまり目立たなかったですが、袋めんの市場もカップ麺の経験を生かし、いろいろな味と、ブランドのラインエックステンションが市場をにぎわしてきていました。
そのような中、各社がスープを変えたぐらいの新製品を出すなか、東洋水産が、麺質にこだわった多少高めの価格帯の製品を出してきたわけです。他社が主体としている油揚げ麺方ノンフライめんにすることと、麺質(こし)にこだわった麺で勝負してきたわけです。確かに評価の高い製品ではあります。チャシュー、メンマ、もやし等を加えれば高級カップ麺をはるかにしのぐ製品で、市場にインパクトを与えたと思います。
さて、本品ですが指定通りに作ってはみましたが、低価格ていの油揚げ麺に多少のこしが付いた程度と感じるのは私だけでしょうか。スープと言い、麺の味と言い、日清独特の味を感じ得ずにいられません。
明星に中華三昧と言う超高級な袋めんがありますが、麺質ではダントツの品質を誇っています。マルちゃん正麺は中華三昧を少しコストダウンしたよぷな感じがしますが、ラ王はコストダウンのしすぎと言う感じです。
なぜか、すでに明星は日清食品の子会社であり、乾麺の専門メーカーであった麺のプロ集団です。
当然、日清は中華三昧のノウハウを知った上での、ラ王です。コストダンもしすぎれば似ても似つかない製品になってしまいます。
日清は、明星の買収の成果をいつ頃出してくるのか、買収の価値を判っていないのかどちらでしょう?
どちらにしろ、マルちゃん正麺とはライバル視するレベルではないように思います。
そんなことで今回の私の評価は10点満点中、5点と言うところでしょうか!
フードアドバイサータケウチの勝手に評価でした。
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