サントリー食品インターナショナル スターバックス アイスコーヒーです。
今、カップコーヒー市場は森永とサントリーにコンビニブランドの3強というより2強とコンビニの自社ブランドと言うところで固まってきたという感じです。
本来ならば、売れ筋の商品数種あれば市場も落ち着いているのですが、コンビニのバイヤーにしてみれば、常に新製品を出していないとおちおちしていられ何でしょうね。
今回の製品も、缶コーヒー各社がこの数年ブラックコーヒーを出しているので、カップもというところの製品でしょう。ブラック無糖の製品をチルドで出すということは期待感はあるように思いますが、、実は非常に厳しい製品になります。簡単に言えばレギラーコーヒーをサーバーでほっておくとすぐに味が変化します。ペットボトルのコーヒーにも言えることですが、俗にいう醤油臭くなります。砂糖を加えますと多少は防げるのですが、どうしても防ぎきれない変化です。
いれたてのコーヒーがおいしいのはその変化がないからです。缶コーヒーが砂糖、ミルク入りがメインでph調整剤の重曹が添加されているのはその変化を極力抑えるためです。
いくらコーヒーを添加しても、この醤油臭さはマスキングがなかなかできません。一つの方法としては、豆を極力焼くことです。イタリアン、フレンチローストぐらい油が表面浮くくらいですと、焦げ臭で変化が隠されます。実際のところ飲料加工用の豆はこのような焼き方です。
本品も、このような製品としてはよくできていますが、所詮は汲置きのコーヒーという域を出てはいません。仕事中に飲むコーヒーも気が付けば冷えて変化していますが、そのまま飲んでいますのでそのような意味では許せる範囲かなとも思います。
その様なわけで今回の私の評価は10点満点中6点というところでしょうか!
フードアドバイサータケウチの勝手に評価でした。
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