私が食生活アドバイサーの資格を取ろうと思った理由は以下のようになります。
・食のコンサルタントを始めるのに何か名前がほしいと思った
・時間とお金がかからない
・自分の今までの経験を生かせるなるべく幅の広い資格(専門的な範囲)
前にも書きましたが、多くの資格は段階的に下級から受験しなければなりません。また受験に際して講習への参加、テキストの購入等、時間とお金がかかるが丸覚えすればなんとかなるようです。また、主催者のバックボーンにより出題傾向が分かれることと、受験に際しての特典(栄養士なら上級から受験可能等)があります。
私は食品業界で36年加工食品を中心に活動してきましたが、前回も書きましたように加工食品の製造は細分化されておりトータルの組織がなく資格等もありません。しかし皆様が日ごろ食している食品の半分以上は加工食品もしくは原料になります。
現代の食を語るに加工食品の知識なしに語ることは不可能です。よって多くの資格は日常的な食の問題に、食材、料理法、マナー、盛りつけ、お店作り、食習慣等の分野を肉付けして、問題を作成するに当たりマニアチックな世界が出題されます。ですから丸暗記が有効になります。民間資格ですから、出題者の思い込み等もあり、正解がいくつもあるような問題も出てきます。でも正解は決まっています。食生活アドバイサーの試験でも正解が何通りかある問題があり、出題者の意向が判らず苦労したものです。
また、食生活アドバイサー試験に合格した後、手紙で会員登録への誘いがあり、入会金5000円を振り込みましたが、しばらくしてあいさつ状と会報が届きました。会報に書かれていた内容で驚いたことに「自らアピールしてご活躍してください」的なことが書いてあったように思います。お金のない協会で協会自らがアピールできない、また多少専門的な内容のため、たぶんメンバーは業界や学会のご引退なされた方々が中心ではないかと思います。
ただ、受験にあたって問題集を購入して間違い修正の段階で、改めて勉強のしなおしができたことは感謝しています。
今後、食生活アドバイサーを皆様にご理解いただくために、出題範囲や問題等を順次追加していきたいと思います。
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