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食のよろず相談

食のコンサルタントです。食に関する情報交換や、発信をしていきます。

CUP NEEDLE 味噌再発売 

今春、発売してすぐに売れすぎて生産体制が整わず、販売を中止していたカップヌードルのみそ味が再度登場いたしました。
前回はあまり興味もわかず購入する前に販売が中止になりました。今回は、そんなこともありどれほどのものかと購入いたしました。
発売直後に売れすぎて販売を中止するという販売手法は、関西系の食品会社がよく取る販売方法です。古くは清涼飲料のメーカーが毎年のように使った方法でした。清涼飲料は新製品の販売手法として最初のインパクトを強くすると効果があります。また、清涼飲料は使用する香料の添加量で簡単に調整できます。柑橘系でしたら発売当初に標準の1~2割増しで使用するとインパクトの強い飲料になります。でもそのまま売り続けていては、今度は強すぎて敬遠されます。よって春先に売り出してすぐに販売を中止しますと話題性も高くなります。1か月ぐらいすると市中在庫もなくなりますので、今度は香料の添加量を標準に戻した製品を一気に売り出しますとヒット商品の誕生になります。
ただ、失敗例もあります。同じメーカーですがリンゴの飲料を同じ手法で発売したところ、クレームになってしまいました。リンゴの香料は成分にエステル系の軽い香りを含みます、添加量が強すぎますとセメダインやシンナーのような異臭に感じられてしまいます。この商品はしばらくして再発売されましたが、失敗作に終わりました。

さて、本品ですが再発売に4~5か月を要しました。生産ラインの調整にしては長すぎます。スーパーの棚を見ても他のカップヌードルは潤沢にありますので、生産調整だけの問題なら1~2か月で済む話です。
生産側にいた立場から思い当たるのは、何かしらのトラブルがありその解決に時間を要したのかもしれません。
よくある内容としては、使用原料の一部に表示と異なる物質が入っていた、未認可の物質が検出された等があった場合、原材料の切り替えに相当の時間を要します。特に味の調整となると、大変な作業になります。即席めんには多くのヘビーユーザーがおります。食品のヘビーユーザーは、メーカーの研究員よりその製品の味に関してはシビアな評価をします。多少の微調整でもクレームになります。春に発売した製品の味の記憶が薄れるのに時間を要したのかもしれません。

さて肝心の味の方ですが、味噌の香りに関しては粉末ですのでそれほど期待はできませんが、一番強い香りはフライドガーリックの香りと、辛味が強いことです。何の辛味かというと胡椒系のインパクトのある辛味です。味噌ラーメンにニンニクと胡椒をたっぷりとかけた感じが近いかと思います。
おにぎりに合うとのことですが、確かに塩辛い味はお米に合うかもしれません。くれぐれも血圧の高い方はご注意ください。

そんなんことで今回の評価は10点満点中5点というところですかね。
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( 2019/09/03 22:21 ) Category 勝手に評価 | TB(0) | CM(0)

茂原においしいパン屋さんが、オープンしました。 

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ブレッドハウス
千葉県の茂原に、新しいパン屋さんがオープンいたしました。
店名を「ブレッドハウス」と言いまして、東日本大震災の前まで、福島県の浪江町で有名なパン屋さんでした。本物のログハウスを利用した、オーブンフレッシュベーカリーとレストランを併設したお店で周辺の住民に愛された店でした。今でも浪江町の住民の方々より再開を要望されるほどのお店ですが、浪江町にはまだまだ住民の帰還は進んでいません。
今回、後継者の息子様の修業も終わり、満を期して千葉県の茂原市にて新店舗を構え再開しました。
先月の6月8日にオープンしましたが、オープン初日と二日目が仕込んだパンが午前中に売り切れるという好調なスタートを切りました。場所は、茂原市大柴500で房総横断道路に面したファミレスのジョイフルの斜め前です。
さて、肝心のパンの方ですが、ご主人のポリシーで「パンは食事である」ということで、食パンをメインにしております。今回は、上角食パン、イギリス、バケット、アンパン、ムーンハーフ(看板商品)を購入いたしました。店の大きさからすると食パンが3種類(今回は購入しませんでしたが特上があります)は充実していると思います。
まずは角食ですが、ほんのり甘みのあるしっとりとしたソフトなパンで、そのまま食べるのが一番かと思います。サンドウィッチにしたら最高の角食ではないかと思います。翌朝トーストしましたが、外はカリッとして中はしっとりとこのパンの特徴を失っていません。
イギリスはトーストでどうぞと言うことで、トーストしバターを塗って食べましたが、しっかりした生地とわずかに感じる塩味が、他のイギリスパンでは味わえない感動を感じました。
バケット、見た目焼きが甘いかな(有名店のバケットのこげ茶色と比べると)という感じはしましたが、そのまま食べても皮の味をしっかり感じますし、翌朝トースターで温めなおしても外はカリカリ、中はしっとりと前日と変わらぬ味わいでした。最近の他店のバケットは焼き過ぎというか、やたら皮が固く、翌日になると中まで硬く釘でも打てるのではないかと思うようなものが多いです。
さて、私のパン屋さんの評価基準になるアンパンですが、こし餡パンが最後の1個で何かしら期待を感じるアンパンです。あんこは甘みの少なめのあっさりしたあんこです。その餡を包み込むパンは変なマーガリ臭のないあっさりとしたあんこを殺さないパン生地です。メリハリのはっきりとした味を好む方には物足りないかもしれませんが、アンパンとしては秀作ではないかと思います。
最後に、店の看板商品ヌーンハーフです。ドーム型のパン生地に柔らかいビスケット記事を載せた商品で、いろいろな名前で各社が出しています。山崎パンですとスイートプールが同系かと思います。多少黒糖が入ったような生地でオーソドックスなパンです。
店は茂原市内でも、南側の振興住宅の多い場所で千葉から東京に通勤する方々が引っ越しなされた場所になります。ブレッドハウスアは、生地から手作りのオーブンフレッシュベーカリーです。冷凍生地のオーブンフレッシュと異なり、翌朝でもおいしいパン屋さんです。ぜひお近くに行かれたおりにでもよって見てください。
( 2019/07/01 21:53 ) Category おいしかった | TB(0) | CM(0)

R Baker アンパン 

私の地元、品川のイトーヨーカドーが昨年より全面改装を行っておりました。今回の目玉は1階部分にフードコートを設けることのようで、弁当、総菜に加えオーブンフレッシュンベーカリーがオープンしました。
アールベーカリーとあまり聞かない名前でしたが、大阪のベーカリーカフェの支店のようで、最近急速に展開している様です。
バラの花からとった酵母を使用した天然酵母を売りにしたパンの様です。
確かに、食パンを始め、パン生地は発酵臭と、もちもち感のある最近では珍しいパンです。最近のオーブンフレッシュのパンは冷凍生地を使うか、短時間発酵のため、パン独自の発行臭のないパンばかりです。パンは本来発酵食品ですので、発行臭があるのが当然です。純粋な酵母を使えば発酵も簡単にできますが、酵母がガスを出すだけですので、焼成臭のみで冷えれば香りはなくなります。
しかし、アールベーカリーのパンは、冷えても発酵臭がありパンと言う実感があります。

さて、アンパンですが、さすが大阪のパン屋ですので、素直であっさりした餡を使っています。以前にも述べましたように、あんこ文化は関西が主体になります。関西のパン屋には必ずアンパンがメインでおいてあります。(神戸屋ベーカリーでも関西にはアンパンがあります)そしてどのアンパンでも高品質のあんこを使用しています。これは、あんこの質に敏感な関西人に対応したものでしょう。
アールベーカリーのアンパンは粒あん(こしあんがほしいところですが)の質と、パン生地のバランスの良い高品質のアンパンと言えるのではないでしょうか。
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( 2018/03/11 21:41 ) Category あんぱん | TB(0) | CM(0)

ポンパドウル、アルプス 

たまに川崎に行くと、パン屋が多くどこのパン屋にするか迷います。箱根ベーカリーが出店していますが、アンパンがないのでいつも素通りして、結局ポンパドウルに行くことになってしまいます。
新年ということもあり新製品もあったのですが、一番下の棚にデニッシュ生地の丸い製品が隠れるようにありました。名前を見ると「アルプス」アルプスと言ったら山の名前だけど、どう見てもドーム状の丘でしかない外観で商品札の間違えかなと思い説明を見ると「デニッシュ生地で包んだアンパン」と書いてありました。
もう名前などどうでもよく購入してみました。私の究極のデニッシュ生地のアンパンかもしれないと家にかえって早速食べてみました。
私の求めるものには、まだまだ遠いですがバターの風味と柔らかい生地と、通常のアンパンとは異なる世界の製品には仕上がっていると思います。
和菓子から進化した銀座木村屋のアンパンと比較すると、デニッシュ生地のアンパンは洋菓子の分類に入る製品の様に思っています。その意味で、今回のアルプスは、まだまだ通常のアンパンの生地を変えたレベルの製品です。
多分、バターの量が通常のデニッシュなのでしょう。バターの量をもっと増やし、1枚ごとの生地の厚さをもっと薄くすれば、もっとふわふわの生地になるのではないかと思います。
それでも、デニッシュ生地のアンパンとしては高い仕上がりと思います。また買いに行きますので残しておいてください。ポンパ、アルプス
( 2018/01/11 21:55 ) Category あんぱん | TB(0) | CM(0)

新宿中村屋 フライパンでできるカレーの素 

インドカレーで有名な新宿中村屋の新製品です。
レトルトカレーは今までありましたが、レトルトのカレーソースです。カレーの素となっていますがストレートソースです。
今までカレールーは多くありますが、このようなストレートソースはなかったように思います。
レトルトのカレーとどこが違うかと言うと、具がないだけですが大変重要なポイントになります。レトルトカレーは、カレーソース、加熱した具材を容器に入れ、密封したのちに加熱殺菌します。レトルト特有のそれぞれの味が混然一体となった味になります。レストランでは、具材を炒めて、カレーソースを加え加熱して味を調えます。よってグザイの味が残りますので特徴的な味になります。
この製品は、肉を炒めてソースを加え短時間煮込むだけですので、肉の味が残ります。
中村屋のレトルトカレーが現在市販されているレトルトカレーでは最上位に入ると思いますが、今回の製品はそれおも超える出来になってると思います。どこがよくできているかと言いますと、スパイスの特徴が、レストランで食べるものによく似ています。
カレーに使用するスパイス類は、香りの強さに違いがあり、レトルトをかけると残る香り、弱くなってしまう香り等異なるためバランスが崩れてしまいます。特にカルダモンの香りは強く、カレー粉を多くしますとカルダモンのみが残ってしまいます。中村屋のインドカレーもカルダモンが特徴的ですが、この製品はカルダモンの特徴をよくコントロールできています。
今回の評価はしさしぶりに10点満点中9点というところでしょうか!
中村やカレー
( 2017/12/08 22:24 ) Category 勝手に評価 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

フードアドバイサー・タケ

Author:フードアドバイサー・タケ
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子供の頃よりの料理好きがこうじて、食品業界で36年お世話になりました。食の世界の新しい可能性を求めてフードアドバイサーとしてスタートしました。食の裏表や、新しい視点を発信できたらと思っています。